りっくんママのブログ~赤ちゃんと一緒~

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お尻にオデキ⁉️肛門周囲膿(瘍乳児痔瘻)になってしまったりっくん!今は完治しました✨

こんにちは。

りっくんママです。

 

今回は、肛門が赤く腫れて膿が溜まってしまう【肛門周囲膿瘍】についてです。

 

りっくんが生後6ヶ月の時、オムツ換えの時に肛門の穴の横に5㎜くらいの膨らみを見つけました。

その時は早期発見だったのか、赤くなくて膨らみがあるだけでした。

 

普通だったら『赤くないし、すぐ治るかな』と思うかもしれません。

しかし、りっくんは生後すぐの聴覚スクリーニングや6ヶ月検診で再検査になることが多かったので、身体の変化に敏感になっていて、『なにこれ⁉️変な病気じゃないよね⁉️』と焦って病院へ行きました。

結果、『肛門周囲膿瘍です。』と。

 

お医者さんの説明では、

 ・ 肛門周囲膿瘍とは、 肛門の周りが赤く腫れて膿が溜まる病気です。

 ・下痢や軟便が続くとなりやすい。

 ・生後1ヶ月~1歳くらいに比較的よくみられる病気で、特に男の子がなりやすい病気とのこと。

 ・1歳くらいになると抵抗力がついてくるので、自然に治る。

 ・肛門周囲膿瘍用の薬はない。漢方(十全大補湯)を処方するが、効かないだろう。

  ・小まめにオムツ換えをして、便をしたらお尻を洗った方が良い。

 ・膿がもっと溜まったら、針で穴を開けて膿を出す必要がある。

 ・膿を出しても、膿が溜まる袋はなくならないので、何回も繰り返す。

 ・悪化した場合、最悪 手術で膿が溜まる袋を取ることになるが、全身麻酔で身体の負担になるため赤ちゃんにはオススメしない。

 ・ 膿が溜まる袋の入口が皮膚ではなく、腸からの場合は1歳を越えても治らないので、体力がついてから手術でとった方が良い。

とのことでした。

 

【手術】の2文字にビビった私は、せっせと漢方を飲ませ、お尻を洗いました。

そのお陰か膨らみがなくなりました。

(この時のりっくんは漢方の苦さがわからなかったみたいで、お湯にとかしただけで飲みました。)

 

お医者さんも『漢方で治ることないんだけどね』とビックリ✨

 

しかし!

そこで安心してしまい、漢方もお尻を洗うのも止めてしまったら、また膿が溜まってしまいました。。。

今度は膨らみも大きく、色も赤紫と痛々しいものになってしまい、大学病院の小児外科を受診するようにすすめられました。

 

そこからは、大学病院に通うことに。。。

大学病院の先生に診てもらうと、最初に診てもらった先生と全く同じ説明でした。

やはり『効く薬はないし、漢方で治ることはない』と。

しかし、1度目に漢方で良くなったことを伝えたら、漢方で様子を見ることに。

 

やはり、漢方で膨らみが小さくなりました✨

そこからは、漢方を飲みつつ大学病院に通う日々。

しかし、ここで問題が起きます。

 

なんと!

りっくんが9ヶ月くらいの時に、漢方を口に入れると胃の中のもの全てを吐くようになってしまいました。

味覚が発達したのかと思い、『お薬飲めたね』を使用することに。

(漢方などの苦い薬にはチョコレート味が良いそうです。)

 

しかし、それでも口に含むと吐いてしまいました。

薬を飲まないと悪化するし、飲むと吐くし。。。

ジャムに混ぜようかとも思ったのですが、9ヶ月の赤ちゃんにジャムは甘過ぎるので断念。

 

悩んだ末に思い浮かんだのが『バナナ』でした。

実際にバナナに混ぜてあげてみると、すんなり食べる✨

しかも吐きませんでした!

(混ぜ方は↓の『苦い薬の上手な飲ませ方。特に漢方。おすすめです❗』参照)

 

 

その後も漢方での対応で、再発を繰り返し、1歳4ヶ月くらいでやっと落ち着きました。

今では、下痢が続いても炎症が起きることはないので、幸いなことに皮膚からの炎症だった様です。

 

『手術』とか『針で穴をあける』とか不安になると思いますが、皮膚からの炎症であれば、諦めずに漢方を飲ませれば改善するので、お母さんも赤ちゃんも頑張ってください!

 

~情報まとめ~

【症状】

 ・肛門周囲の腫れ

 ・膿が出る

 ・肛門周囲の痛み

 ・発熱

 

【原因、注意点】

 ・下痢や軟便が続いて、肛門のくぼみに下痢便が入り込み、細菌に感染して起こる。

 ・くぼみに膿が溜まり、膿が溜まる袋ができて再発を繰り返す。

 ・体調が悪い時や体力が弱っている時は、便の大腸菌に感染し、化膿(かのう)しやすくなる。

 ・悪化しすぎると、皮膚と腸が繋がる穴ができてしまう。

【治療法】

 ・肛門周囲膿瘍に効く薬はないと言われるが、漢方は有効。

 ・肛門を清潔に保つ。(便が出たら洗う)

 ・悪化すると、針で穴を開けて膿を出す。

 ・更に悪化するか、腸からの炎症であれば、手術で膿の袋を取り除く。

  (手術は全身麻酔のため、赤ちゃんにはすすめません。)

 

 

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