りっくんママのブログ~赤ちゃんと一緒~

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アレルギー歴30年以上の私がやっている赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の予防法、対応方法。乳児湿疹知らずの我が子

こんにちは。
りっくんママです。

最近よく聞くアレルギー。
まだまだ解明されていないことも多く、経験者にしかわからないことも多々あります。

私は生後すぐにアトピー性皮膚炎になり、他にもアレルギー性鼻炎やカポジ水痘様発疹症にもなりました。
(カポジ水痘様発疹症→簡単に言うと帯状疱疹の酷いバージョン。水疱瘡の菌が原因。)

そんな私はアトピーの大変さを身をもって痛感しているため、何としてもりっくんにはなってほしくない❗❗
だって、蚊に刺された時の痒みなんて痒みじゃないと思うぐらいアトピーの痒みって凄いのです。
重度になると夜も眠れないの。。。
そんなの体感しないで生きてほしいので、りっくんの肌や肌に触れるものに対して色々とケア・対応をしています。
この対応のお陰か、オムツのCMに出れるくらいツルツルスベスベで乳児湿疹にもなりませんでした。。


よく、「アレルギーは遺伝性」と聞きますが、アトピーに限って言えば「必ずしも遺伝によらない❗」「ケアの仕方でなる可能性が減る」が私の意見です。

逆に言うと、何もケアをしないとアトピーになる可能性が上がるということです。
私の友達で何人か「上のコが何もしなくても大丈夫だったから、2人目も気にしてなかったらアトピーになっちゃった」って言ってるコ達がいます。

【一番大切な考え方】
  アトピーは、『肌のバリアが未熟で痒くなる→掻く→掻き傷ができる→治りかける→治りかけで痒くなる→掻く』の悪循環になります。
 こうなると、皮膚科への受診が必要だし、完治させるのが大変❗
 特に赤ちゃんや小さい子供は、痒みに我慢できなくて掻いてしまいます。私も掻きます。
 「掻いちゃダメ」って言われても掻きます。だって痒いんだもの。。。
 なので、『肌のバリアが未熟で痒くなる』のを予防することが重要です❗
 
 因みに、『肌のバリアが未熟』な場合、 
 ・異物から守る壁がない(乾燥する)ので、刺激をもろに受ける。
 ・壁がないので、掻いたときに傷になりやすい。
 ということになります。

 この予防には大きく分けて【保湿】【洗濯】【お風呂、ボディソープ、シャンプー】の3つがあります。


【保湿】※あせもについては、別途記事を書きます。
 赤ちゃんは、お腹の中にいる時は羊水で守られていたのに、出生により不純物の多い世界に曝される。
 今まで肌にストレスがなかったから、バリア機能なんて必要なかったのに、突然刺激を受け続ける環境になってもすぐにはバリア機能は整いません。

そんな時だからこそ、保湿が大切になってきます❗

 

保湿をすることで、表皮に膜をはり、肌からアレルゲン物質が侵入するのを防ぎ、アレルギーになるリスクを低減できます。

しかし、何も考えずに保湿するのではなく、保湿剤選びや塗り方に注意が必要です。

《注意点》
 ・初めて塗るものは、塗った跡に赤くなったり痒がったりしないか注意して観察する。
 ・お風呂から出たらすぐに塗る。
 ・必ず清潔な肌に塗る。
 ・必ず綺麗な手で塗る。
  (汚れた肌に汚れた手で保湿をしてしまうと、雑菌が湧いて痒みのもとになります。)
 ・傷や掻いた跡には、塗るものを選ぶ。
  (傷や掻いた跡へ保湿剤を塗るとそれが刺激になり、悪化する可能性がある。)

《保湿剤選び》
 保湿剤の性質を知った上で、適した場所に使う必要があります。
 ・化粧水タイプ:肌へ水分補給させる。乾燥している肌に潤いを与える。
 ・乳液タイプ:化粧水タイプとクリームタイプを足したもの。
 ・クリームタイプ:肌から水分が蒸発させないように蓋をする役目がある。
 ・ワセリン、馬油:肌を保護する役目がある。肌から水分が蒸発させないように蓋をする役目がある。

 化粧水タイプ<乳液タイプ<クリームタイプ<ワセリン、馬油 の順に油分が多くなります。

《おすすめの使用方法》
 ・正常な肌(どれかお好きな方法を選んでください。)
  『化粧水タイプ→クリームタイプを塗る』
  『乳液タイプのみ』
  『乳液タイプ→クリームタイプを塗る』(乾燥している冬のみ)

 ・傷や掻いた跡
  『ワセリン、馬油のみ』 

【肌着、服の素材】
肌に触れるもので大切なことの1つ。
特に、肌着は直接肌に当たるものなので重要です。

《注意素材》
 ・合成繊維(肌に当たるとチクチク刺激があるので、痒みのもとになります。)

《おすすめの素材》
 ・綿100%(汗の吸収率もよく、チクチクしません。)

【洗濯】
肌に触れるもので大切なことの1つ。
綿100%の素材を選んでも、洗濯がいい加減だと意味がありません。
洗濯のポイントは、『いかに洗剤成分を残さないか』です。
成分が残ってしまうと、汗に成分が溶け込んで痒みのもとになります。

《注意点》
 ・出来れば赤ちゃん用のものを使う。
 ・すすぎ回数は多目に。(『すすぎ1回』と書いてあるものでも、成分は残ります。因みに我が家は3回)
 ・柔軟剤は使わない。(匂いが残ると言うことは、柔軟剤の成分が残っていると言うことです。)

《豆知識》
母乳を含んだガーゼ等は、しっかり洗っても臭いが残ったりします。
それは、栄養のある母乳が原因で雑菌が湧いてしまっているということ。
なので、臭いを消すには乾燥機にかけることがおすすめ。
乾燥機がない場合は【アイロンがけ】をしてください。
それだけで臭いが低減されます。

【お風呂、ボディソープ、シャンプー】
これもとっても大切。
私は、シャンプーが原因で全身荒れたことがあります。
汚れを落とす力が強いほど、肌に必要な油分も流れてしまいます。

《注意点》
 ・必ず赤ちゃん用のものを使用する。
 ・肌の状態が良くない時は、より低刺激なボディソープとシャンプーを使用する。
  (おすすめは大島椿株式会社の黄色いボトルの【アトピコ】シリーズです。皮膚科のある総合病院でも売っていて、私も何回もお世話になってます。)
 ・湯船に浸かったら、最後にお湯で流す。(湯船で汗をかいている可能性があるので、しっかり流してください。この後の保湿のためにもなります。)
 ・湯船は熱くしすぎない。冬でも40℃くらいが良いと思います。
  (熱すぎると皮脂も流れて乾燥のもとになります。)

これで完璧とはいかないと思いますが、リスクは低減できるはずです。
毎日や回数が多いものほど気をつける必要があります。

アトピーはなってしまうと、ほんとーーーに大変で辛いので、予防は大切です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます❗
☆をくれた方々、とっても嬉しいです❗
本当にありがとうございます✨✨✨

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